1969年
高校の同級生だった佐久間順平と大江田信によって結成。当初のグループ名は、ユマニテだった。高校の学園祭や、友人達の主催によるコンサートに出演した。サイモン&ガーファンクルやビートルズのコピーからスタートしたが、同級生の紹介で小林政広と知り合うことにより、レパートリーが日本語のフォークへと一変した。
1973年
現代詞をアメリカン・フォークのメロディで歌うという高田渡に学んだ手法によるオリジナルのほか、書きためた作品を収録した自主制作 LP盤「夜だから」を1973年12月1日に発表(1992年にミディよりCD復刻)。愛してやまないアメリカのレコード・レーベル、Folkwaysを踏襲するジャケット・デザインとした。
これが故高田渡の目に留まり、導かれるままに音楽仲間に加わった。ホーボーズ・コンサート、春一番、吉祥寺「ぐゎらん堂」水曜コンサートなどの出演、高田渡の公演でのバックアップ活動などのほか、各地のライヴ・ハウス・ツアーを行う。
1976年
大学卒業と共に解散。佐久間はミュージシャン、アレンジャー、プロデューサーとして、大江田はレコード会社勤務、輸入中古レコード店経営、音楽原稿執筆などと、共に音楽と関わりながら生きて来た。
この間、佐久間順平はソロ・シンガー活動、テレビ、ラジオ番組の音楽制作のほか、高田渡、さとう宗幸、小室等、伊藤多喜雄、ヤドランカ、李政美らとレコーディングやステージを共にする。2001年からは南こうせつの全国ツアーに参加。また佐藤博「星空」、高田渡「日本に来た外国詩」、李政美「オギヤディア」など数多くのCD作品のプロデュースを手がける。
2006年
下北沢のラ・カーニャにて「林亭」再結成ライヴを開催。マイペースの活動を再開する。
2009年
再結成以降の作品を中心としたアルバム「風は歌う」(Forestraunt SJOM-0001)を、4月10日に36年ぶりに発表。
2013年2月27日
佐久間順平のセカンド・ソロ「明日の想い出」発表。