芸術の春〜!

今年は寒くて長い冬だったが気がついたら桜の花も散り
次は花水木が、と思っていたら
もうつつじがほころび初め・・月日の流れは留まるところを知らないのだ。
そんな春の宵「映画の達人」である友人と久しぶりに会った。
もう二年は会ってないと思う。
共通の友人が亡くなったりしていて
「会える時に会っておかないとね」お互いこの年になってこそのやりとり。
そんな会話をある意味楽しみながら出来るのはかけがえがないと思う。
映画が大好きなBさんは
去年167本もの映画を観たそうだ。
仕事をしながら一体どうやってそれほどの映画を観る時間を作るのか。
目を輝かせて話す姿は映画青年だった頃と変わらず
映画を心から愛しているのが伝わって来て刺激を受ける。

映画ファンの端くれの端っこにいる者としては
毎年発表されるゴールデングローブ賞・アカデミー賞の
ノミネートから受賞に至るまでが
気になって仕方ないのに去年は3本・・涙
音楽に携わるものとして今年は映画に留まらず色んな分野のアートを
観る気まんまん。

私も今年に入り立て続けに映画を見ていたので
ちょっとそのことについてご報告を!

芸術の春だ〜

1. アメリカンハッスル
(昨年のアカデミー主演女優賞受賞「世界にひとつのプレイブック」に続きジェニファーローレンスが魅力的。ゴールデングローブ賞受賞)
http://american-hustle.jp/

2. あなたを抱きしめる日まで
(007シリーズの英国諜報部M役のジュディディンチが秀逸)
http://www.mother-son.jp/

3. それでも夜は明ける
(う〜ん。。ベネディクトカンバーバッチは素敵。実話)
http://yo-akeru.gaga.ne.jp/

4. ウォルトディズニーの約束
(エマ・トンプソンが素晴らしい。実話)
http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/walt

5. ダラスバイヤーズクラブ
(マシュー・マコノヒーが20kgも減量して臨んだその意味が!!ラブコメディなど軽めの役のイメージが一転。実話)
http://www.finefilms.co.jp/dallas/

6. LIFE!(ベン・スティーラーが役者と監督を両立。映像も美しく〜お薦めの1本。シャーリーマクレーンが出ているのも泣ける)
http://www.foxmovies.jp/life/

観た映画は自分なりに点数を付けるのだけどこの中で一番は「LIFE!」9点!
気になりながらいまいち足を運ぶ気にならなかったのだが
勧められて観たら・・目からうろこ。
ベンスティーラー監督・主演のコメディなんだけどハーウォーミングな内容で
観たあとなんとも言えない幸福な気持ちになった。
今の私には良いサプリメントとなったかもしれない。
映画の大きな画面に映し出される「LIFE」の表紙の写真は当時のアメリカの
世界の情勢を一瞬にして切り取りそしてそれは大きなメッセージだった。
たった一枚の写真が持っている力を改めて感ぜずにはいられない。
あ、デヴィッド・ボウイの「スペース・オディティ」が良かったな〜。
http://life.time.com/

映画はそれぞれの好みもありお薦めするのも難しいけれど
あの大きな画面を前に
日常のコミュニケーションを遮断した環境で楽しめるものって
今の時代そうないと思うので
もう終わってしまった物もあるかもしれないが
是非劇場に足を運んでみて欲しい。

okei