秋の気配を感じながら私の故郷大阪へ
亡き両親のお墓参りを兼ねての京都旅行は
娘の結婚が決まる前からひそかに決めていたこと
息子にいらぬお世話をやきながら
忘れ物のないようチェックにチェックを重ね荷物を詰めた ヨシヨシ今回は忘れ物なし!完璧
羽田から関空へ・・・3人で飛行機に乗って旅をするのも
息子が中学1年生以来だからえーと7年ぶり!
北海道30年ぶり
九州30年ぶり
?年ぶりが多いね
兄の車を借りて私の運転で墓地まで約1時間のドライブは私の昔話しであっという間
後ろを振り返ると娘は夢のなか
夢から覚めたらそこは墓地だったなんてナカナカかな
早速バケツとぞうきんとたわしを抱え
首にはタオルを巻き付け一心不乱にお墓を磨きあげる
たっぷりお水をかけてお花とお線香で完成
吹き出す汗をふきながら見上げると
もっくもくの入道雲と蝉の声
あ〜帽子持ってくれば良かった
子供達もそれぞれの仕事をこなし
ゆっくり手を合わせそれぞれの思いをつぶやく
いい時間が流れた
娘の結婚後の住まいは私のところから車で15分
何があってもすぐに駆け付けられる距離だ
亡くなった父は私を近くに置いておきたかったようだ
その事の意味は私が子供を持ってから少しわかった気がする。随分と親不孝をしたと思う。
そんなことを思いながらふと見ると赤トンボが一匹飛んでいた。季節はちゃんと秋なんだ・・・